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健康診断結果の見方

自分で守る自分の健康

健康診断の目的は病気の予防・早期発見にあり、健康づくりの主役は自分自身です。今回の健康診断結果を貴重な健康情報として、これからの健康管理にご活用ください。
現在定期的に医療機関におかかりの方は、今回の結果を主治医に報告し、今後の治療にお役立てください。

基準値とは

一般に健康であると考えられている人の平均値です。測定値には個人差もあり、体調や生活習慣の状況によっても変動することがあります。
検査結果を基準値と比較するだけではなく、自分の過去の結果と比較することも大切です。

異常がみつかったら早めの対応を

再検査や精密検査が必要な方は、早めに受診しましょう。ほとんどの病気は発見が早ければ早いほど治る確率は高くなります。
また病気になる前に生活習慣を改善し、病気を予防することもできます。

体調の不良を感じる方は、今回の健康診断結果に異常がなくても、必ず医療機関を受診しましょう。

  項目 検査結果の見方 疑われる主な病気
(病態)
基準値
(単位)
肥満度 標準体重 身長に見合った適正体重のことです。   (kg)
BMI 身長からみた体重の割合を示す体格の指数です。
22前後が病気にかかりにくい体格といわれています。
BMI=体重(kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長(m)
BMI 判定
<18.5 低体重
18.5≦~<25 普通体重
25≦~<30 肥満(1度)
30≦~<35 肥満(2度)
35≦~<40 肥満(3度)
40≦ 肥満(4度)
2000.日本肥満学会
【高値】
高血圧
動脈硬化
脂肪肝
糖尿病
18.5~24.9
腹囲 内臓脂肪の蓄積を判定する簡易検査です。
※Fat Scan-ファットスキャンは腹部CT写真による内臓脂肪計測で、パソコン上で正確な内臓脂肪量の計測ができます。
(内臓脂肪100㎠以上の場合を肥満症と診断)
1999.日本肥満学会
男性<85
女性<90
(㎝)  
血圧 血管の中を流れる血液や血管抵抗により生じる圧力のことです。
高血圧は血管壁に負担をかけ、動脈硬化の原因になります。低血圧により倦怠感、無気力、食が細く十分な栄養が摂取できないなどがありますが、基本的に生命の影響はありません。
血圧
【高値】
高血圧
動脈硬化
【正常値】
〔収縮期〕
100~139
〔拡張期〕
~89
(mmHg)
【理想値】
〔収縮期〕
100~119
〔拡張期〕
~79
(mmHg)
肝機能 総蛋白 血清中に含まれるたんぱく質の総称で、からだの代謝をスムーズにするとともに、恒常性を維持します。
肝機能や腎機能の障害などで体内の代謝などに異常が生じると値が変動します。
【低値】
ネフローゼ症候群
重症肝障害
【高値】
肝硬変 慢性肝炎
悪性腫瘍 免疫不全
6.5~8.3
(g/dl)
アルブミン 血液中の蛋白質の1つで、血液の水分を保持する働きをします。肝臓でのみ作られるので、肝臓に異常があると値が減少します。 【低値】
肝障害 悪性腫瘍
ネフローゼ症候群
栄養不良
3.8~5.2
(g/dl)
AST(GOT) 心筋、肝臓、骨格筋、腎臓などに多く存在する酵素の一種で、組織が損傷すると増加します。 【高値】
肝炎
脂肪肝
肝硬変
肝臓がん
急性心筋梗塞
42以下
(IU/I)
ALT(GPT) 肝臓に多く存在する酵素の一種で、肝細胞の変性や壊死に敏感に反応して増加します。 40以下
(IU/I)
γ-GTP 肝臓に多く存在する酵素の一種で、アルコールや薬剤による肝障害や、胆道系の障害があると上昇します。 【高値】
アルコール性肝障害
薬剤性肝障害
膵炎 胆石
男性:70以下
女性:55以下
(IU/I)
総ビリルビン 寿命が尽きた赤血球をもとに作られる黄色の色素で、血液中で増えると皮膚や白眼が黄色くなり、黄疸が現れます。 【高値】
急性肝炎
慢性肝炎
肝硬変
0.40~1.39
(mg/dl)
HBs抗原 血液中にB型肝炎ウイルスが存在するかを調べる検査です。陽性でも発病しないキャリアという状態もあり、詳しくはHBs抗体、HBc抗体等の検査が必要です。 【陽性】
B型肝炎
(-)
HCV抗体 C型肝炎に感染しているか否かを調べる検査です。
ほとんどが輸血により感染し、輸血後の急性肝炎の95%はC型肝炎で発症します。
【陽性】
C型肝炎
(-)
貧血 赤血球 肺で受け取った酸素を全身に運び、不要になった二酸化炭素を運び出す働きがあります。 【低値】
貧血
【高値】
多血症
男性:430~530
女性:380~480
(×104
血色素 赤血球の中に含まれる色素で、酸素の運搬を行います。 男性:14.0~18.0
女性:12.0~16.0
(g/dl)
ヘマトクリット 血液中に含まれる血球容積の割合を表したものです。 【低値】
貧血
【高値】
脱水 多血症
男性:40.0~48.0
女性:34.0~42.0
(%)
血小板 出血した血液を止める働きをします。血小板が少ないと血は止まりにくくなります。
多すぎると血栓をつくりやすく、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。
【低値】
白血病 肝硬変
再生不良性貧血
血小板減少性紫斑病
【高値】
慢性白血病 多血症
12.0~38.0
(×104
尿酸 体内の新陳代謝によって生み出される老廃物で、最終的には腎臓でろ過され、尿と一緒に排泄されます。
肥満やアルコールの過剰摂取、尿酸の原因になる「プリン体」食品の摂取、激しい運動後に増加します。
【高値】
高尿酸血症
痛風
腎炎
腎結石
男性:3.0~6.9
女性:2.2~5.7
(mg/dl)
脂質代謝 総コレステロール 血液中に含まれる脂肪の一種で、細胞膜や胆汁、性ホルモンの材料になります。
女性は閉経後に高くなる傾向があります。
【低値】
肝硬変、栄養障害、 甲状腺機能亢進症、貧血
【高値】
動脈硬化、脂肪肝、糖尿病
120~219
(mg/dl)
中性脂肪 血液中に含まれる脂肪の一種で、生命維持のための重要なエネルギー源になります。
糖分、脂肪、アルコールの摂りすぎや運動不足などにより高値になると、肥満や動脈硬化の原因になります。
【低値】
甲状腺機能亢進症、 慢性膵炎、栄養障害
【高値】
糖尿病、肥満、脂肪肝、動脈硬化
45~149
(mg/dl)
HDL
コレステロール
血管壁に沈着した余分なコレステロールを回収して肝臓に戻し、動脈硬化を防ぎます。
一般に高値の人は動脈硬化の合併症が起こりにくいといわれています。
【低値】
動脈硬化、 高血圧
40~79
(mg/dl)
LDL
コレステロール
食物から取り入れられ、肝臓で合成、血液中を通って全身に運ばれます。
増えすぎると血管壁の傷などに付着し、結果的に血管を細くして動脈硬化の原因になります。
【高値】
動脈硬化
【直接法】
70~129
(mg/dl)
【間接法】
~129
(mg/dl)
non-HDL
コレステロール
〔総コレステロール-HDLコレステロール〕で計算されます。LDLコレステロールとともに動脈硬化を促進するリポ蛋白として2018年に特定健診の項目に取り入れられています。 100~159
(mg/dl)
膵機能 血清
アミラーゼ
でんぷんなどの糖類を分解する消化酵素で、おもに唾液腺や膵臓から分泌されます。膵型アミラーゼと唾液腺型アミラーゼのどちらがあがっているのか調べます。膵臓に異常があったときは、血液中に漏れ出てきます。 【低値】
慢性膵炎、肝硬変、糖尿病
【高値】
急性膵炎、慢性膵炎の増悪、腹膜炎、耳下腺炎
40~120
(IU/l)
腎機能 クレアチニン 蛋白質が筋肉でエネルギー源として使われたあとにできる老廃物です。腎臓の働きが半分以下に低下すると上昇し始めます。 【低値】
尿崩症、筋萎縮、筋ジストロフィー症
【高値】
急性腎炎、慢性腎炎、腎不全、筋肉量増加
男性:~1.19
女性:~0.89
(mg/dl)
尿蛋白 腎臓や尿管に障害があると、尿中に蛋白が漏れ出ます。
激しい運動や高熱、ストレスなどによって一過性に出ることもあります。
腎炎
尿路感染症
ネフローゼ症候群
(-)
尿潜血 腎臓や膀胱、尿道など尿の通り道に異常があると、尿中に血液が混ざることがあります。 腎炎
腎結石
尿路結石
膀胱炎
(-)
eGFR 血清クレアチニン値と年齢と性別から計算できます。
腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示しており、腎臓の働きの指標となります。
慢性腎臓病 【正常または高値】
90.0~
【正常または軽度低下】
60.0~89.9
糖代謝 血糖
空腹時
血液中のブドウ糖濃度のことをいいます。
食事の影響を受けやすく、食後に上昇します。

 

【低値】
インスリノーマ
糖尿病(低血糖発作)
肝硬変
【高 値】
糖尿病
膵炎
肝炎
51~109
(mg/dl)
糖負荷検査2時間値 ブドウ糖を飲んだ後に上昇した血糖値が、時間の経過とともに下がらなければ、糖尿病が疑われます。 糖尿病 ~140
(mg/dl)
HbA1c
(ヘモグロビン
A1c)
ヘモグロビンA1cとは、赤血球のなかのヘモグロビンと血中のブドウ糖が結合したもので、血糖値が食事などの影響で非常に変わりやすいのに対し、ヘモグロビンA1cはほとんど変動しないため、過去1~2か月間の血糖の状態を観察することができます。 NGSP値
4.6~6.2%
JDS値
4.3~5.8
(%)
尿糖 血糖値が高くなると、尿中に糖が排泄されるようになります。
(尿糖が出なくても糖尿病の場合があります。)
糖尿病
腎性糖尿
(-)
白血球 体内に異物や細菌が侵入し、炎症を起こすと増加します。喫煙者で軽度高値を示すことがあります。 【低値】
再生不良性貧血
悪性貧血 薬剤障害
【高値】
白血病 細菌感染症
4.0~9.0
(×103
腫瘍マーカー AFP 肝細胞がんを判断する検査です。 【高値】
肝がん 肝炎 肝硬変
定性(-)
定量20以下
(ng/ml)
CEA 主に胃がんや大腸がんなどの消化器のがんを判断する検査です。喫煙者や糖尿病の人は若干高値を示すことがあります。 【高値】
胃がん 大腸がん
肺がん
5.0以下
(ng/ml)
CA19-9 主に膵臓や胆嚢、胆管がんを判断します。 【高値】
膵臓がん 胆のうがん
37以下
(U/ml)
CA125 卵巣がんに対して特に敏感に反応します。他にも子宮がんや乳がんなど、女性特有のがんの判断に有効です。 【高値】
卵巣がん 子宮がん
35以下
(U/ml)
PSA 前立腺の組織で作られる蛋白質で、健康な人でも血液中にごく微量に漏れ出しています。前立腺にがん細胞が発生すると、漏れ出す量が増加するため数値が上昇します。 【高値】
前立腺がん
前立腺肥大
急性前立腺炎
4.0以下
(ng/ml)

腫瘍マーカーとは

①がんに特徴的に産生されます。
②腫瘍マーカーのみで確定診断はつきません
良性疾患や感染症、体調や喫煙などで高くなることもあります。
がんがあっても値が高くならないこともあります。

③がんの存在が疑われてもどこにがんがあるのかわかりにくいものもあります。

項目 検査結果の見方 疑われる主な病気
(病態)
基準値
(単位)
便潜血
(大腸がん)
主に大腸のどこかに出血があれば陽性(+)になります。
【主な精密検査】注腸検査(バリウムで腸を造影)、内視鏡検査
大腸の潰瘍、ポリープ、がん、痔、大腸憩室など (-)
肺機能検査 肺の容量や気道の状態を見て、肺に空気を出し入れする機能を調べます。 肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息、肺線維症、
肺炎など
%肺活量80%以上
一秒率70%以上
胸部エックス線 肺や心臓、左右の肺の間にある縦隔などの異常を調べます。
【主な精密検査】胸部エックス線検査(直接・断層)、胸部CT検査
肺結核、肺炎、気管支炎、肺がん、肺気腫、肺線維症、心臓肥大など  
胃部エックス線 バリウムで、食道・胃・十二指腸の形や粘膜の凹凸を調べます。
【主な精密検査】胃内視鏡検査、組織の細胞診
食道・胃・十二指腸の炎症、潰瘍、がん、ポリープなど  
腹部超音波(腹部エコー) 肝臓・胆のう・腎臓・脾臓・膵臓などの内臓の状態を超音波(エコー)で調べます。
【主な精密検査】CT検査、MRI検査

肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝臓がん、胆石、胆のうポリープ、腎臓結石、膵炎、

膵臓がんなど

 
心電図 心臓が拍動する時に生じるごく弱い電流の変化から心臓の状態を読み取ります。
【主な精密検査】
負荷心電図検査、ホルター心電図検査、心エコー検査
不整脈、心臓肥大、心筋障害、狭心症・心筋梗塞などの心臓の病気、電解質異常など  
眼底 目の病気(緑内障・白内障など)をみつけるとともに、眼底の血管の状態で全身の血管の状態を推測します。
Scheie S所見 動脈硬化性の変化
0~4まであり、数値が大きいほど重症
Scheie H所見 高血圧性の変化
0~4まであり、数値が大きいほど重症
KW 高血圧性の変化
0~Ⅳまであり、数値が大きいほど重症
緑内障、白内障、眼底出血、動脈硬化 0
1・Ⅰもほとんど心配ありません。
眼圧 眼球の内部は液体(房水)によって圧力が保たれています。
眼球に空気を吹き付けることで、その反射から眼球の圧力(眼圧)を測定します。
【低値】
網膜剝離、外傷など
【高値】
緑内障
10~20
(mmHg)
乳腺 乳房やその周囲にしこりやひきつれ、乳頭からの分泌物の異常、わきの下や首のリンパ腺の腫れの有無などから腫瘍や炎症を調べます。 乳がん、乳腺症、線維腺腫  
婦人科
(子宮頸がん
・炎症など)
子宮頸部の粘膜から採取した細胞の異常の有無により、腫瘍や炎症を調べます。
細胞診は悪性細胞の検出だけでなく感染症を含む色々な炎症や良性病変の診断にも用いています。
婦人科判定は、細胞診と内診を加えた総合判定です。
ベセスダ分類 判定
NILM 異常なし
ASC-US 要精密検査
ASC-H
LSIL
HSIL
SCC
AGC
AIS
Adenocarcinoma
other
子宮頸がん
カンジタ腟炎
トリコモナス腟炎など
 
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