
女性の体は、年齢とともに変化すると、同時に環境や精神状態の影響を受けやすいものです。
婦人病の多くは、自覚症状がなくジワジワと進行していきます。
婦人科検診の必要性を感じても、なかなか受診できずにいる女性は多いようです。
しかし、定期的な婦人科検診はとても大切なことです。
定期的に検診を受けていれば、がん以外の良性の婦人科疾患も発見でき、早期に治療が行えます。
乳がん検診の方法には「視触診」「乳腺エコー(超音波検査)」「乳房撮影(マンモグラフィ)」の3つがあり、基本は視触診と2つの画像診断を組み合せることになります。
また、乳腺が発達している方にはマンモグラフィより乳腺エコーの方が検診の精度は高いといわれています。
このように個々に合った検診方法を選択する事が大切になります。

視診では、皮膚の変化等を観察します。触診では、乳房全体や、周囲のリンパ節(鎖骨付近や腋のしたなど)しこりがないか調べます。

超音波検査では腫瘤やその性状を、触診より精密に観察できます。
超音波検査は断層像なので、病変の発見率は高く有用です。
時間は多少かかりますが、被曝の心配や痛みのない検査です。
マンモグラフィは、乳房を透明なプラスチックの板で挟んで薄くひきのばし、撮影します。
それによって、乳腺の重なりを少なくすると同時に、撮影で受けるX線の飛ばく線量も減らすことができます。
個人差はありますが、圧迫したときに痛みを伴うことがあります。 リラックスすることによって、痛みを減少することもできますので、肩の力を抜いて受診することが大切です。
着替え等を含めて約20分で終わります。
40~50歳の方には乳腺エコーとマンモグラフィの併用をおすすめいたします。
なお、最終的な精密検査としてはMRI検査や細胞診があります。 乳腺エコーやマンモグラフィで乳がんの疑いがある時に行われます。この場合、専門医のご受診をおすすめいたします。