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日本人の三大死因はがん、心臓病、脳卒中です。
そのうち心臓病と脳卒中を合わせた循環器病を引き起こす原因は「動脈硬化」です。「動脈硬化」を引き起こす危険因子というとコレステロールが知られていますが、最近の研究で肥満(特に内臓のまわりに脂肪が蓄積した内臓肥満)がさまざまな生活習慣病を引き起こし、「動脈硬化」の要因となることがわかってきました。
内臓に脂肪が蓄積し、高血圧症・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病などの生活習慣病が起きやすい状態が「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」です。
これらの病気は、お互いが密接な関係をもって発生しています。数多く合併するほど、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞などの心疾患、脳梗塞などの脳血管疾患をおこしやすくなります。

高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることがわかってきました。これをうけ、平成20年4月より健診によってメタボリックシンドロームやその予備群の人を人を見つけ出して改善と予防に向けた支援を行う保健指導に重点をおく健診がはじまります。
厚生労働省が発表した「平成16年国民健康・栄養調査結果の概要について〜メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況を中心に〜」によると、メタボリックシンドロームが強く疑われる者と予備軍と考えられるものを併せた割合は、男女とも40歳代以上で高くなっているのです。
さらに40〜74歳でみると、なんと男性の2人に1人、女性の5人に1人を占めています。
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 30歳代 | 約20% |
約3% |
| 40歳代 | 約40% |
約10% |
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 強く疑われる者 | 25.7% |
10.0% |
| 予備軍 | 26.0% |
9.6% |
| 合計 | 51.7% |
19.6% |