西日本産業衛生会は、人間ドックを中心とした最新設備の都市型健診センターです。
西日本産業衛生会で発行している「MEDIC」やメールマガジンで取り上げたコラムを随時追加していきます。
脂肪肝のはなし
肝臓は、いろいろな働きをしていますが、そのなかの1つに「エネルギーの貯蔵庫」としての役割があります。健康な肝臓には、エネルギー源として、「中性脂肪」が蓄えられており、必要に応じて貯蔵した脂肪を、血液中に送り出す働きをしています。ところが、食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると、肝臓に多くの脂肪がたまってしまい、肝臓の働きを低下させてしまいます。このような状態を脂肪肝といいます。 脂肪肝は、生活習慣を警告する黄色信号ですが、早期に発見して原因を取り除けば健康な肝臓に戻ります。


●脂肪肝の症状
脂肪肝には、特有の症状がありません。無症状のことがほとんどで、つい見落とされがちです。また、外見上も太ってみえない場合もあり、「かくれ肥満」などといわれています。

●症状がある場合は…
 食欲不振
 疲労感
 上腹部の重圧感
 吐き気 など

●脂肪肝になる原因 》図説はこちら

 肥満(脂肪組織)
 体全体に蓄えられる脂肪が多いと肝臓に蓄えられる脂肪も多くなり、脂肪組織が多ければ脂肪酸の量も多くなります。

 食べ過ぎ
 食べ過ぎ飲み過ぎが脂肪酸・グリコーゲンを過剰につくります。

 飲み過ぎ

 肝臓
 中性脂肪の「入る量のバランス」が脂肪肝の原因になります。

 運動不足
 体を動かすことが少ないと、中性脂肪がエネルギーとして使われず、肝臓の脂肪はそのままです。

 栄養障害
 たんぱく質をとる量が少ないと中性脂肪が、たんぱく質と結びつけず、肝臓の脂肪はそのままです

 その他の原因 糖尿病/妊娠/薬など


●脂肪肝になると
最近では、脂肪肝を放置しておくと、肝硬変に進行する可能性があることが分かっています。脂肪肝自体は、重い病気ではありませんが、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病を合併していることが多いため、注意が必要です。

●早くみつけて治そう
脂肪肝の初期段階であれば、減量や食生活の改善・禁酒・運動などによって、元の健康な肝臓にもどります。早くみつけて、肝臓に脂肪がたまるような生活習慣を見直しましょう!

●脂肪肝の診断
 計測       身長・体重・体脂肪率
 血液検査     血液中の酵素を調べる
 AST(GOT) ALT(GPT)・y−GTPなど
 画像診断     超音波(エコー)・GTなど


》 脂肪肝を予防するためには

《 コラムTOPへ戻る

ご使用になるブラウザはInternet Explorer5.0、Netscape Communicator5.0以上を推奨しています。
Copyright(C)2002-2005 (財)西日本産業衛生会 All Rights Reserved.